ということで海岸線を鈍行でひたすら4時間(途中1時間半電車待ち合わせ)でいざ宮古へ!!
八戸線と北リアス線を各1時間半程度の道のりでした。
道中、復興状況や震災の爪痕的なものを探しながら外を眺めていると、海岸沿いの林の木の上に
大きな木が横になってかかっているという不思議な光景を見ました。
おそらくそこまで波が来たりしたんだろうと想像しましたが、電車よりずっと上の位置だったので当時は相当なものだったのでしょう。
また海岸線ではチラホラと防波堤の建設や海岸線の工事が進んでいました。
もっと防波堤の大きなものや、ちょっと見られない大きさのでっかい水門などもありましたが
電車なので気づいた時にはすでに通過してました(汗
そして中継地点の久慈から乗り継ぎ、目的地の宮古へ到着!!
ここから先は途中で線路が復興してないということで、盛岡までも電車ではいけないと聞いていたため
正直もっと被災地感があるのかなと思っていましたが、街並みはすっかり穏やかなものでした。
タクシーで海岸まで連れて行っていただき、防波堤の再建設やニュースで出ていた水産工場あたりを見てきました。
※遠くの白い壁が建設中の防波堤。かなりの高さです。
その後タクシーの運転手さんに当時の状況を聞いたりしながらフラっと回っていただき色々お話をしていただきました。
当時、運転手の方も波に流されたそうです。
周りは波の音と「誰か助けてください!」という悲鳴しか聞こえなかったと言っていました・・。(でも姿は見えないらしい
もう本当に映画などの世界で、現実とは思えない光景だったことが容易に想像できます。
本当にこうして元気にいられることに感謝しなきゃいけないと再確認させられた瞬間です。
でも大事なのはこれから!ということで宮古のグルメガイドをひとつ。笑
駅目の前の「蛇の目本店」さん。タクシーの運転手さんもおいしいよと言っていたので突撃しました!
運転手さんに聞いたところ、現地で有名なのはウニとのことでしたが連日北海道から南下しているので
正直ウニはそれなりに食べちゃってるので今回はパス。(汗
三陸丼なるもの(2500円)を注文してみました。※ちなみにウニ丼は3000円
丼を見せたくて他が写ってませんが、あら汁とナマコ酢、ぶり大根の大根?、お新香など盛りだくさん!
この写真で伝わるかわかりませんが、ご飯も大盛りで中身がすごい。すごすぎる!
マグロ(赤身・中トロ)、イクラ、ホタテ(生・ボイル)、カニ、ウニ、エビ(生・ボイル)、ホヤ、エンガワ、etc・・
正直2500円のごはんって高いと思うものですが、これは安い!!安すぎる!!
カニなど写真ではわかりませんが、ツメや脚が何本も入っていて、これ都内じゃ5000円は楽に行くと思います。
そしてさすがにオススメするだけあってウニも美味しかったです。
ちなみにウニは獲れたてを水洗いなど処理してからセリになるらしいので、お昼過ぎにその日のものが入手でき、
お店で当日のものを食べるには夕方くらいがいいだろうとのことでした。
満足したところで、このあとは長距離バスで盛岡へ。
週末だったので案外バスが混んでいて、2時間半の間、身動きがとれずにお尻がいたいのなんの・・
あとはもう新幹線で東京へ帰るだけですが、今日一日で10時間くらいの大移動でした。
人生でこんなに日本を巡ることってもう一生ないだろうなというくらいの貴重な経験をさせていただきました!
東北での貴重な経験を糧にまた仕事頑張るぞー!!!
※注:ちゃんと道中仕事はしてたからねっ!!(スタッフに向けて